社会人になってからの留学って勇気が要りませんか?
私は社会人になってからカナダへ留学しましたが、すっごく迷いました。
会社を一度辞めてまで留学する意味があるのか、価値を見出せるのか、何か得て帰って来るのか、などなど、カナダ留学前は色んなことを考え、悩みました。
でもせっかく行くなら出来るだけ長期滞在をして、語学学校に通うだけじゃ勿体ない。
今後のキャリアに活かせるよう、海外で就労経験も積めたらと思ったときに行きついたのがワーキングホリデービザでした。
私と同じようにワーキングホリデービザを検討している社会人のあなた、ちょっと待って下さい。
本日はワーキングホリデービザを検討している方、社会人留学を検討している方に、絶対に知ってほしい!知らなきゃ勿体ない!Coop(コープ)についてご紹介致します。
私は知らないで損したと思っているので、ぜひ皆さんには渡航前に一つのオプションとして知ってもらえたらと思います。
カナダ社会人留学で人気、COOP(コープ)とは?
まずそもそもCoop(コープ)とはいったいなに?と思いますよね。
COOP(コープ)とは、学校のプログラムの一貫でお給料を貰いながら実務経験(就労経験)を積むことが出来るプログラムです。
分かりやすく言うと、有給インターンシップのような感じでしょうか。コープを行う前には座学のプログラムを受講します。
座学で学んだことに関連する業界で、実務経験を積むという流れです。
なお、ほとんどのCOOP(コープ)付きプログラムが、学外で週20時間までのパートタイムワークを認めています。
すなわち、ワーキングホリデービザを使わなくとも、COOP(コープ)とパートタイムワークを通して就労経験を得ることが出来るのですよね。
改めて考えてみて下さい。ワーキングホリデービザは一生に一度しか取得できない貴重なビザです。
もしカナダが気に入って滞在を延長したい!となったときに、最初はCOOP(コープ)プログラムで渡航、その後ワーキングホリデービザに切り替えられたら、滞在の延長が出来ますよね。
逆の方法も可能、ワーキングホリデーを使ってしまったけど、何とか現地に残って就労もしたい。という方にもCOOP(コープ)プログラムがおすすめです。
COOP(コープ)で人気、カナダ東海岸オンタリオ州の専門学校・コミュニティカレッジ
1年~2年の滞在を考えているあなたには、キャリアカレッジと呼ばれる専門学校がおすすめ
キャリアカレッジ(専門学校)では、ビジネスやツーリズム、ホスピタリティーなどを専攻することが出来ます。
今後のキャリアアップやキャリアチェンジを検討されている方にもぴったりですね。
COOP(コープ)と組み合わせると、6か月:座学コース・6か月:コープ ⇒ 合計 1年、1年:座学コース・1年:コープ ⇒ 合計 2年、となります。もちろん1年以上2年未満のプログラムもあります。
ビジネスと一口に言っても、マネジメント・セールス・マーケティング・国際貿易・国際ビジネス・ビジネス基礎・デジタルマーケティング・会計など様々な分野があります。
今後描くキャリアに合わせてプログラム選択されると良いですね。
2年~2年以上の滞在を考えているあなたには、2年制のコミュニティカレッジがおすすめ
2年制のコミュニティカレッジ(公立)では、1学期間コープが可能なプログラムが多くあります。
また、キャリアカレッジよりもプログラム種類も豊富です。
そしてなんと、コミュニティカレッジを卒業すると、カナダで最長3年間就労が出来るワークビザ(就労ビザ)を取得することが出来ます。
最長5年カナダで滞在が出来るプランです。
もう一度カナダに戻りたい!と思っていらっしゃる方、海外で長く就労経験を積みたい方にお勧めです。
絶対おすすめ!トロントおよびその周辺でCOOPに強い4つの学校
国内ビジネスの中心地、トロントでコープするならトロントスクールオブマネジメントへ
トロントスクールオブマネジメントは、トロントの中心地・ダウンタウンにキャンパスを持つキャリアカレッジです。
プログラムはビジネス関連とホスピタリティ&ツーリズムで構成されています。
中でもデータ分析やサイバーセキュリティーなど他のキャリアカレッジではあまり見られないプログラムがあるのも特徴です。
コープの実習先パートナー企業は100以上にわたりますので、学校のキャリアサポートも抜群です。
ほとんどのプログラムが約1年以上の為、ある程度長期の滞在を検討している方にお勧めです。
国内人気語学学校のキャリアカレッジ、アイラックインターナショナルカレッジ
アイラックインターナショナルカレッジは、カナダ国内最大規模の語学学校アイラックの姉妹校です。
キャリアカレッジに入学するには一定の英語力が必要ですが、アイラックでは姉妹校の語学学校からスタートし、一定のレベルを修了するとキャリアカレッジに進むことが出来ます。
キャンパスはバンクーバーとトロントの主要2都市にあります。
ほとんどのプログラムが夕方頃のスタートであるため、日中は課題やアルバイトする時間に充てることが出来ます。
なお学費もリーズナブルなため、コストを抑えて長期滞在したい方にお勧めです。
プログラム期間は半年からありますので、1年以上の滞在が難しい方にぴったりです。
社会人のカナダ進学留学ならジョージブラウンカレッジ
さて、これまではキャリアカレッジをご紹介致しましたが、コミュニティカレッジを検討されている方へトロント中心部にあるジョージブラウンカレッジを紹介します。
サティフィケートやディプロマ、バチェラー、さらにはポストグラデュエートプログラムまで、合計171のフルタイムプログラムを提供しているジョージブラウンカレッジでは2020年1月時点で31,557名の学生がそれぞれの目的を遂げるため、日々、勉強に勤しんでいます。
うち、27%にあたる学生が海外からの留学生となっており、国際色も非常に豊かなコミュニティカレッジと言うことができます。
ジョージブラウンカレッジの実践的なプログラムは就職して即戦力になることが可能なことから、転職やキャリアアップを検討してるあなたにぴったりです。
観光業、ツーリズムの勉強をするならナイアガラカレッジへ
同じくコミュニティカレッジのナイアガラカレッジは、カナダの観光地として有名な「ナイアガラの滝」の近くのキャンパスを含め、オンタリオ州内に2つのキャンパス(Niagara-on-the-LakeキャンパスとWellandキャンパス)を保持しています。
観光地に近いこともあり、ホスピタリティプログラムや観光関連のプログラムが充実しており人気も高いです。
プログラムの中には、Co-opプログラム(有給インターンシップ)が含まれているものもあり、座学を通して得る知識だけでなく、実践的な経験も培うことが出来るのも魅力の一つです。
約10,000人以上の学生がナイアガラカレッジに在籍しており、そのうち約3,400人が90ヶ国以上から集まった留学生です。
8年連続、生徒の満足度ナンバーワンのカレッジだそうで、学生ケアの行き届いた学校であると言えます。
学校費用と現地で暮らすのに必要な生活費について
ご案内させていただいた各学校に1年間、留学した場合に必要となる学校費用を調べてみました。
トロントスクールオブマネジメント
学費:9500ドル(1年)
ILAC International Colllege
学費:7,560ドル(1年)
George Brown College
学費:14,330ドル~21,495ドル(1年)
Niagara College
学費:13,350ドル~14,550ドル(1年)
コミュニティカレッジについては学位となるためやや割高、ですが形に残るものになりますね。
なお、カナダ・トロントで生活していくために必要な費用については別途、以下のページで紹介しています、ご参照ください。
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今回はワーキングホリデーを使わずに海外で就労する方法、長期滞在する方法としてコープが出来る、カナダのキャリアカレッジとコミュニティカレッジを紹介をさせて頂きました。
また、まだ英語力に自信が無いという場合も大丈夫です。それぞれ事前の準備コースからスタートすることが可能です。
それぞれの学校で受講出来るプログラムや期間、出願条件等が異なるので、まずは留学プランから気軽にお問い合わせ下さい。