海外で勉強する留学にはいろんな種類があります。
英語を身に着けるための語学留学や、ワーキングホリデービザを利用した、働きながら現地の生活や文化を学ぶ留学。
さらに現地のカレッジや大学で勉強するための海外大学進学も人気ですが、今回ご紹介するカナダはどの留学も非常に人気が高い国です。
このページで紹介する進学留学はカナダの留学の中でも本当におすすめなのですが、カナダへの進学留学ってそもそもどんな留学なのでしょうか？
カナダ留学でも進学とはどのようなもので費用はいくらかかるのか
英語力向上のために語学学校へ通う語学留学と違い、コミュニティカレッジや大学、大学院、専門学校などの教育機関に、学位取得、修了、卒業などを目的とするものが進学留学です。
1週間から気軽にカナダの好きな都市に行ける語学留学に比べ、カナダ進学留学になると出願時点で高い英語力や学力などに条件が設けられています。
カナダ進学留学は、語学留学やワーキングホリデー留学といった他の留学方法と比べるとお金も時間もかなりかかってしまいます。
今回はこのお金がかかるはずのカナダ進学留学で、どこまで留学費用を抑えられるかをお伝えしようと思います。
こうやって節約しよう、進学の場合にできること
カナダ進学留学をする場合に費用を抑えるためにできることはいくつかあります。
それぞれ項目に分けて説明していきますね。
カナダ進学留学で費用を抑えるポイントその1、日本の大学から単位移行
進学留学は確かにお金も時間もかかるのですが、あなたが日本の大学で学位を取得していると話は違います。
なぜならその中の単位のいくつかをカナダの大学に移行できる可能性があるため。
本来カナダの学校で履修・取得しなければならない単位を認めてもらうことで学費を下げることができ、さらに就学期間も短くなることで滞在費用も抑えられます。
ただし、単位の移行ができるかどうかはあなたが希望する大学などに出願・入学許可を得たのち、現地校に日本の大学のシラバスを英訳したものを提出、学校側の審査結果によって決まるという点に注意が必要です。
基本的に日本で日本語での講義参加をした単位に関しては認められるものが多くはない、ということを覚えておいてくださいね。
カナダ進学留学で費用を抑えるポイントその2、奨学金を使う
日本でいくつかの機関では奨学金を使って海外に留学する事ができるプログラムを学生に提供している所があります。
有名なところで言えばJASSOはよく知られているのではないでしょうか？
確かに奨学金と言われるだけあって狭き門ですがかなりの額を支援してもらえるとあってチエックしてみる価値はあるでしょう（貸与型と給付型があります）。
また機関によっては難易度は余り高くないのに、そこそこ奨学金が出るような機関も多々あるようです。
例えばIELTSが出している奨学金は英語力の応募条件が6.0とそれほど高くないのも特徴の一つです。
カナダ進学留学で費用を抑えるポイントその3、学費の安い大学を選ぶ
カナダの4年制の大学はすべて公立の大学です。すべて公立の大学にもかかわらず学費が州ごとによって異なります。リサーチした結果、州によって学費が倍以上も変わることがわかりました。
例えば学費が一番安いと言われているニューファンドランド州の学費は約CA$10,000（1年間）、さらに一番高いと言われているオンタリオ州の学費はCA$30,000（1年間）でした。
つまり同じカナダの大学でも進学する場所によって学費の違いがかなり出ると言う事になります。
またニューファンドランド州はオンタリオ州に比べても生活費用が安いために実際には生活費もオンタリオ州に比べると安くなりそうです。
これが4年間、となるとかなりの差が出てくるわけです。
カナダ進学留学で費用を抑えるポイントその4、永住権を取得
カナダへの進学留学費用を抑えようとあれこれ考えてきましたが、この永住権を取得する方法がダントツで一番学費を節約できそうです。
永住権取得となるとその響きからハードルが高い用に思えますが、移民大国のカナダだけあって州によっては永住権の取得がそれほど難しくないようです。
例えば、カナダで介護の仕事を1年間すれば永住権の取得が可能なプログラムや2年制の大学を出た後に仕事（どのような仕事でもOK）を1年間するだけで永住権を申請できるプログラムを出している州もあります。
永住権を取得してから大学などに戻ると留学生ではなくカナダ人と同じ学費で勉強することができます。それはつまり学費が留学生と比べて約4分の1程度に下がる事になります。
さらにその上、あなたが学生ならばカナダ政府から毎月いくらか支援金が受けられます。これを受けるには成績がある程度求められますが、日本で奨学金を取得する難易度からすればかなり簡単です。
カナダ進学留学で費用を安く抑える方法まとめ
できるだけお金をかけないカナダ進学留学と言う事で書いてきましたが、やはり進学留学と言う事だけあって学費をすべて奨学金で補う事は日本全国でトップレベルの学力がないとかなり難しいと言えるでしょう。
コミュニティカレッジであっても入学に高い英語力を求められるカナダですが、学費を工面してCoopなどに参加して生活費用を抑え、無事卒業できれば将来、永住権取得も視野に入ります。
カナダ進学留学をご検討中なら是非一度、iae留学ネットカナダ留学担当までお問合せを。
あなたからのお問合せやお見積り、カナダ進学留学に関するご相談を心よりお待ちしております。
