私は24歳の時、短大卒業後社会人を3年間経験したあと、カナダのバンクーバーに一年間、それが私のはじめての海外留学でした。
中学レベルの英語で、海外に行くには遅すぎたかと思いましたが、意外と皆同じ考えなのか現地には23〜4歳の日本人留学生が一番多かったです。
その後何か国にも住みましたが、その中でもバンクーバーは英語圏では留学するのにとても良い場所だと思えましたので、その魅力をお伝えできればと思います。
カナダ留学でおすすめ、バンクーバーの魅力
バンクーバーおすすめの一番の理由は、街がきれい、空気も澄んでいて自然が多く治安が良いところです。
一部では最低マイナス40度にもなるといわれるカナダの中では一番温かい地域になり、快適に暮らせます。
また、室内がとても暖かく、私は家では通年Tシャツと薄いブランケットで過ごしました。
物価も、カナダドルは高くないのでほかの英語圏の国々に比べて安いです。
物価が安いので、学費も安めになり、家賃も安くなる。私でもダウンタウンのど真ん中、まさに中心地に住んでいました。
友達も皆ダウンタウンに住んでいるため、電話一つで歩いておうちにごはんを食べにおじゃましたり、映画を見に行ったり、散歩に行ったりすることができます。
これはすごく大事なことで、やはり、日本にいた時のようにまわりに家族もいないし、昔から仲のいい友達もいない。少し孤独を感じることがあっても、いつでも気軽に遊べる友達が近くにいてくれる。というのは心強いものです。
ワーキングホリデーと違い、学校の友達はみんな学生。学生だからこそ時間がたくさんあるので連絡してみると絶対に誰か捕まって一緒に遊べます。
楽しい時間を一緒にたくさん過ごせるとより親密になります。
バンクーバーのダウンタウンは非常にコンパクトで、徒歩で色んなところに行けます。
私の場合、家も学校もダウンタウンにあったので、学校帰りに友達とメインストリートにある服屋さんやお菓子屋さんやカフェを巡って遊んだり、そのまま徒歩でダウンタウンの端にあるビーチに行ってのんびりしたり。
ビーチがある場所はスタンレーパークという大きな公園になっていて、リスやガチョウなど日本では見ることの少ない動物たちと一緒に散歩したり、サイクリングを楽しみました。
とにかくすべての遊び場がコンパクトにまとまっているので、一日中どこへでも遊びに行くことができます。
ちょっと足を延ばして小旅行へ
少し長めの休みがあると、バンクーバーからロッキー山脈やスキー・スノーボードで有名なウィスラー、バンクーバーアイランド、アメリカのシアトルへ旅行に行けます。
私は学校のツアーでロッキー山脈に行き、雄大な自然を見ることができ感動しました。
ツアーには他の語学学校に通う学生たちも大勢参加し、新しい出会いもあり、素晴らしい時間をすごすことができました。
そのツアーで知り合った友人達は、その後もいろんなことで泣いたり笑ったり、どんなことでも相談できる友達になりました。
ウィスラーへスキーにも行ったし、友達6人でアメリカのシアトルまでレンタカーで足を延ばしてイチロー選手の出場しているゲームを見に行ったり、スターバックス1号店でコーヒーも飲みました。とても貴重な体験でした。
海外生活を楽しむ秘訣、簡単・気軽に行けますよ
カナダに留学して気づいたことは、恥ずかしがらずにどんどん社交の場に出ていく。ということです。
言語も文化も違う初めての人ばかりで、家で一人でいるほうが楽だ!と思う時もありますが、初めは勿論相手の言うことがわからない。
自分の言いたいこともなかなか言えない。
それでも、学校のイベント、パーティー、ナイトクラブ、遊びで良いから、積極的に参加することで知り合いも増えるし、英語も伸びる、それに根本的なことですが、まずは外国人に慣れることができると思います。
私もでしたが、日本人は外国人と見ただけで構えてしまいます。
色々な国の人たちと触れ合う内に、自分の中の壁が取り除かれ、どんな人とも仲良くなれる柔軟な人間になれたように思えます。
私は決して優等生ではありませんでしたが、とにかく毎日人に会って話していたので、最初は相手が言っていることもわからず、単語しか出てこなかったが、最後は難なく会話ができるまでになりました。
留学に行ったと言うと、人は「すごい!よく行ったね!」と言いますが、外国では10代で留学に来ている子もたくさんいますし、少し遠いところに引っ越すだけで、言葉なんて完ぺきではなくても、すぐに通じるようになります。
カナダ・バンクーバー1年間留学体験談、まとめ
私が学校で出会った人たちは皆困ったことがあれば助けてくれる優しい人ばかりでした。
もし留学に行こうか悩んでいるなら、1か月でも、3か月でもまず行ってみてほしいと思います。
初めの一歩で短期留学をしてみて、外国の暮らしがいいな、もっと勉強したいな、と思えば二歩目はすごく簡単に踏み出せると思います。
私はカナダ留学で人生が変わりました。たくさんの人にこの素敵な経験をしてほしいと思います。