みなさんこんにちは、iae留学ネットです。
「北米の大学は日本と違い、入るのは簡単だけど、卒業するのが大変だ!」という話を耳にしたことがありませんか?
はたしてこれは事実なのか、カナダ・トロント大学を卒業した私自身の体験談をもとにお話をさせて頂きますね。
カナダ大学進学留学で圧倒的な人気を誇るトロント大学について
トロント大学はカナダのオンタリオ州の州都トロントに位置しています。
トロントはカナダでは最も大きな都市。ビジネスの中心地でもあり、ダウンタウンにはカナダ唯一の金融街もあります。
またアジア系移民も多く、チャイナタウンやコリアンタウンもあり、アジア人には非常に居心地がよく、また安く日本食材も手に入り、自炊をして生活費を抑えたい学生にはオススメの街です。
トロント大学はUBCやマギル大学と並ぶカナダトップ校で、インターナショナルランキングでも上位に入ってくる大学です。
編入学を利用してカナダトップ校へ
実際のところ、カナダでさえ上位校にもなると、入るのは「簡単」ではないと思います。
私も直に北米トップ校に入学するのは難しいだろうと考えていたため、一旦アメリカの中堅校に入学し、トランスファーをする形でトロント大学に入学しました。
なぜトランスファーを選択したのかというと、語学学校経由で入学する選択肢もあったのですが、自分はまず入学できる4年制大学に入り、大変かもしれないが、実際の授業などを通してトランスファーに必要な単位を取りながら、英語の勉強を進めていくのが、より効率的ではないかと考えたためです。
中堅校であれば比較的いい成績はとりやすいと考え、大学1、2年生時に勉強に注力し、ほぼオールAの成績を取りました。そしてアメリカ、カナダのトップ校へトランスファー出願を行いました。
しかしながら、中堅校でも多くのクラスで「A」を取るために、かなりの時間を勉強に注いだことを記憶しています。
ですので、「日本の大学と違って、北米大学に入るのは簡単だ!」っていう話は高校まで日本語で教育を受けていた日本人留学生には当てはまらない事だと思います。
本題、卒業するのは本当に難しい?
入学できた嬉しさの反面、入ったら入ったで卒業までの道のりが険しいのが北米留学です。
トロント大学では大学の図書館で深夜までよく勉強していた、今となっては楽しい思い出がたくさんです。人生で、誰から咎められることなく、勉強に集中できる時期は学生の時ぐらいです。
ありがたいことに深夜になっても図書館が空いているので、勉強のモチベーションが下がってきた時には、いつでも図書館に行って、強制的にやる気を出すことができます。
冬は寒さの厳しいトロントですが、図書館の中はいつでもホカホカです。
また日本の大学でも近年は割合が高くなっていると聞きますが、成績評価は筆記試験だけではなく、プレゼンテーションやグループワークなど、発表をしたり、クラスメイトと協力して課題をこなさなくてはならないことなど、プラスαでの時間や労力も必要になります。
カナダ留学体験談、トロント大学への入学・卒業に関するまとめ
卒業には多くの時間を勉強に費やす必要があります。
しかし人生には、とてつもなく勉強をする時期があっても、それはそれでいいものだと私は思います。
留学をしていた時期は勉強中心の生活で、たまの金曜の夜に友人たちとクラブに行って、気分転嫁を図っていたものです。
トロント大学を無事に卒業できた時には、入学できた時とは異なり、嬉しいというよりもホッとしたのを、今でも覚えています。
大学卒業後、外資系企業等を経験し、様々な国籍の仲間たちと仕事をしているのですが、海外留学経験が間違いなく、今の自分を作り上げました。
留学をするか、しないかで悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、是非留学されることをオススメします。
一度しかない人生、やらないで後悔するよりも、とりあえずやることがベターな選択だと思います。
私のような「イレギュラーな道筋での留学もありなんだ!」「自分もガッツリ勉強してやるぞ!」と、私の留学経験談が少しでも皆様の参考、またはモチベーションアップになり、海外留学への一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。