これからカナダへのワーキングホリデー留学をご検討中のあなたへ。
私はカナダのマニトバ州というあまり知られていない場所でワーキングホリデーをしています。
なぜカナダでのワーキングホリデー、マニトバ州を選んだのかその理由と仕事探しなどをご紹介したいと思います。
カナダであまり知られていないマニトバ州でのワーキングホリデー
英語力を伸ばすためにマニトバ州へ
私は以前にニュージーランドとオーストラリアでワーキングホリデーをしていました。
ニュージーランドは初めての海外ということもあり英語には自信がありませんでした。
しかしずっと夢だった海外生活への挑戦だったので日本語の掲示板の利用や友達のサポートも受けながら日本食レストランで働いたり旅行したりと楽しく過ごしました。
その流れでオーストラリアへも行き、同じように過ごしました。
そしてワーキングホリデーが「海外旅行」よりも「海外生活」という感覚になって来た時、英語力の低さをどうにかしなければと真剣に悩むようになりました。
年齢的な問題もあるのでカナダを最後のワーキングホリデーとし、英語力を伸ばすにはどうしたらいいかということで日本人の少ないマニトバ州へ行くことを決めました。
まずはカナダに観光ビザで入国
今回のワーキングホリデーではきちんと英語を勉強するため語学学校へ。
ただせっかくのワーキングホリデー期間を短くするのはもったいない気がしたので観光ビザで入国し、3カ月間学校にフルタイムで通いました。
移民が多いカナダでは学校以外にも教会や図書館が無料の英会話教室を開います。
Language ExchangeやESL(English Second Language)のグループもあります。
学校以外でもなるべくいろいろなクラスやグループに参加して少しでも多く英語に触れるようにしました。
学校のプログラムが終わってからはWWOOFという農場でボランティアをする代わりに宿代と食事代と無料で提供してくれるシステムを利用してマニトバを旅していました。
カナダの田舎町で地元の人と交流し英語漬けの日々でした。
もちろん言われたことがわからなくて失敗してしまうこともありましたが、今までにはない体験だったので毎日が新鮮でした。
日本では都市部に住んでいたので最初はコンビニもスーパーも公共交通機関も何もない田舎暮らしは不便だと感じましたが、慣れると本を読んだり日没をボーっと眺めたり忙しい都会の暮らしではなかったライフスタイルになってきました。
カナダのワーキングホリデーライフスタート
そろそろお金も尽きてきたというところでタイミングよくワーキングホリデーが取れたので(2016年からは抽選です。)国境へ行ってビザの変更しカナダワーキングホリデーライフがスタートしました。
1カ月間いろんなところに履歴書を配ったりオンラインで応募したり仕事探しをしましたがなかなか見つからず、悶々としていました。
「日本食レストランではないところで働く」という目標があったのですが、このまま仕事が見つからなかったらどうしようと不安な日々でした。
そんな時にWWOOFでお世話になったホストに連絡したら仕事を紹介してもらえるようになり、とんとん拍子に就職が決まりました。
そして今私はマニトバ州の田舎にあるリゾートでハウスキーピングの仕事をしています。
リゾートでハウスキーピング
メインの仕事はお掃除なのですが、草刈りや庭のお手入れ、キッチンのお手伝いなどいろんな仕事を任されます。
スタッフとの会話は全て英語でわからないこともあるのですが、たいていの人がゆっくり話してくれたりわからない単語の説明をしてくれたり親切に対応してくれます。
会議などでたくさんの人が集まるときは会話についていけなくて泣きそうになるときもありますが、いつかわかるようになりたい!とモチベーションを下げないように気をつけています。
もちろんネガティブになってしまうときもありますが。
繁忙期はノンストップで仕事が入ります。
特に忙しい9月と2月は本当にあっという間でした。
しかし職場の「若いときにたくさん旅を」という計らいもあり、閑散期には1週間くらいのお休みをもらって国内旅行に行っています。
カナダ・ワーキングホリデー中の国内旅行
カナダは州によってカナダ国内?と不思議な気分になるくらい雰囲気が違います。
ケベックシティはヨーロッパにいるような感じで聞こえてくるのも看板もすべてフランス語です。
その一方、バンクーバーはアジア人やアジアのお店が多くアジアの国を旅行しているようでした。
ナイアガラの滝もカナダに来たら外せない観光スポットですよね。国が広いので移動が大変ですが、夏にはロードトリップもしたいと計画中です。
これも働きながら旅をできるワーキングホリデーの醍醐味だと思います。
語学学校の先生が「マニトバは1年の10カ月が冬で2カ月が夏」と冗談とも本当ともとれることを言っていました。
確かに私の住んでいる地域では長い冬はマイナス30度、短い夏は30度というように寒暖の差が激しく、1年の半分以上は雪で覆われています。
凍った川でスケートをしたりスノーモビルで移動したり雪国カナダならではの体験もしました。
冬はとても寒いですが人間はどこでも生きていけるのだなと我ながら感心しています。
カナダ・マニトバ州でのワーキングホリデーまとめ
カナダに来る前はいろいろなことが不安でした。今でもうまくいかないことで悩むこともあります。
しかし学校で勉強してボランティアをしてカナディアンと働く経験ができて、私は来てよかったと思います。
もしこれからワーキングホリデーや語学留学をしようとお考えなら百聞は一見にしかず、思いきって日本を飛び出してみてはどうでしょうか?ワーキングホリデー