これからワーキングホリデーや留学をしようと考えている人たちが、まず初めにすることと言えばどの国に行くかを決めることだと思います。

そしてどこの国へ行くかを決めたら、次はどの都市に行くか?ですよね。

どこの国のどの街に行くかと考えると、その選択肢は本当にはたくさんあって悩む人も多いと思います。

カナダはワーキングホリデーのシステムがある国の中でも、その住みやすさや治安の良さから常に人気の国で、カナダを渡航先に選ぶ人はとても多いです。

そのカナダ最大の都市はオンタリオ州トロント、カナダ留学で人気の西海岸・バンクーバーよりも日本人が少なく、英語を学ぶのにぴったりの場所です。

カナダはなぜ留学先として選ばれているのか

留学先としてのカナダ

私の場合は初めからトロントに行こうと決めてましたが、もしカナダに行くことは決めたけれど、どの都市に行くかを迷っている人がいるとすれば、まずは片っ端から情報収集することをおすすめします。

カナダは私達日本人が想像するよりも遥かに大きな国で、どれくらい大きいか(面積)というと、日本の約26倍もの大きさを持つ国です。

26倍と数字で言われてもよくわからないと思うので、実際に私が「カナダって本当に大きいんだな」と感じたことを例にしていうと、同じ国なのに時差があるということ。

そして州によって法律が違い消費税なんかも州によって違います。

さらには都市や地域によって文化も少し違ったりするだけでなく、例えばケベック州ではフランス語が公用語とされているといったように、話す言語までも違うほど。

西海岸バンクーバーは冬でも比較的暖かく、雪はたまにしか降りませんが、それ対して冬のイエローナイフではマイナス40度は当たり前。

同じ国なのに場所によってこんなにも様々なことが違うと、まるで違う国が集まっているみたいですよね、それくらいカナダは大きいということです。

準備段階の時点でたくさんカナダに関してリサーチをしてそれぞれの都市の特徴を知り、どんなライフスタイルを送りたいか、どんなことに興味があるかなど、自分の性格や目的に合った都市選びをすることは、自身のワーキングホリデー生活を充実させるためにもとても重要なことだと思います。

最大の商業都市トロントは日本人の渡航先としてもおすすめ

私が渡航先に選んだ都市は、カナダの中でも1番都会な街であるトロントでした。

トロントがあるオンタリオ州はナイアガラの滝があることで有名です。

隣の国アメリカ・ニューヨークへは、飛行機を使うとたったの1時間半程度で行けるため、トロントに住んでいれば週末を使って気軽にニューヨーク旅行なんてことも可能で、ニューヨーク好きの友達は、よく日帰りで行ったりしていました。

トロントとニューヨークの間ではバスも走っています。

時間はかかりますが安くで行けるので、節約したい学生やワーキングホリデーの人たちはよくこのバスを利用していて、私もバスを利用してニューヨークに行きました。

マルチカルチュラリズムの都市

私が個人的に感じたトロント最大の魅力は「多文化主義(マルチカルチュラリズム)」です。

例えば電車に乗っていると、英語以外のたくさんの言語が聞こえてきます。

そのことに初めは驚きましたが、トロントで過ごしているとそれが当たり前の光景です。

トロントでショッピングモールのフードコートへ行くとフードコートを1周回るだけで、「食の世界一周」ができると言えるほど、ギリシャ料理やインド料理、韓国料理、タイ料理などといったように本当に様々な国の料理を楽しむことができます。

さまざまな多国籍料理のお店が集まりうまく共存して、1つの場所として成り立っているトロントのフードコートこそ、まさに多分化主義の代表であるトロントという街がどんな場所なのかをうまく表現しているなといつも思います。

現地で生活している間にあるイベント

冬の寒さが厳しいカナダ・トロントですが、長い冬が終わると春から夏にかけてトロントは一気に忙しくなります。

暖かくなると同時に、毎週といっても過言ではないほど、あらゆるイベントやお祭りが街中のあらゆるところで行われます。

例えばイタリアンフェスティバルでは、名前の通りイタリアンのお祭りで、いろんなピザやイタリア料理が屋台スタイルで販売されていたり、音楽やバンドもあり、見て歩くだけでもとても楽しいです。

このようなフェスティバルでは常にボランティアを事前に募集していて、ワーキングホリデービザがあれば応募して参加することができます。

もちろんボランティアなのでお給料は発生しませんが、このようなのボランティアに参加することで、カナディアンの知り合いや新しい友達ができるきっかけにもなります。

ボランティア自体も楽しいうえ、ネットワーキングにもなることからボランティアに参加する人は私の周りでも多かったです。

カナダ・トロント留学体験談、まとめ

トロント留学

私がなぜボランティアの話をしたかというと、ワーキングホリデーというと一般的に「海外で働くこと」と考える人が多いからです。

しかしワーキングホリデービザを持っていれば、アルバイトする以外にも学校へも行けるし、インターンシップやボランティアもできます。

そのチャンスを最大限に活かし、積極的に色んな事に参加し行動し、たくさんの人に出会って欲しいからです。

私が自身のカナダでのワーキングホリデーを通して学んだこと・感じたことは、滞在期間中に自分のネットワークをどれだけ広げられるかがワーキングホリデー成功の鍵になるということです。

もしこれからカナダ・トロントへ来る人がいれば、多文化が上手く共存しているトロントだからこそできる経験をたくさんしてより充実した海外生活を送って欲しいです。