私は治安がよく、友達からも評判の良いカナダを留学先に選びました。
カナダ留学前の準備であれこれインターネットで調べていると、カナダ留学したにも関わらず英語力が思っていたより伸びなかった、という意見がちらほら。
そこで私は英語をなんとしても身に着けるため、自分にカナダ留学中の語学習得ルールを作ることにしました。
私がどんなルールを課したのか、これからカナダ留学をお考えのあなたにも是非お役立ていただきたいと思い、留学体験談として書いていきたいと思います。
カナダ留学中、語学学校の授業で文法クラスは取らない
留学をきっかけに英語を一から本気で勉強し直そうと思ったときに、その基礎として文法の復習から始める人も多いかと思います、実際、私もそうでした。
英文法を身に着けることは英語を学ぶにあたってとても大切な要素のひとつだと思います。
しかし文法に関しては、わざわざ海外まで行かなくてもテキストや参考書を読んだり、インターネットで調べるだけでたくさんの情報が得られ、自己学習でも充分習得できます。
特に今はネットで何でも調べられる時代であるため、独学中に少し分からないことや疑問に思うことがあってもネット上で更に詳しく調べたり、誰かに質問したりすることもできます。
そのことから、高い授業料を払っている語学学校で、せっかくネイティブの先生がいるというのに、独学でもできる英文法を教えてもらうのはすごく無駄な気がしませんか?
そう思った私は、自分一人ではなかなかできない発音のクラスや、苦手なリーディングクラス等を授業で学び、英文法は放課後に自宅や図書館で自分で勉強するようにしていました。
自己学習の中で疑問に思ったことや、自分だけでは理解しきれない部分をメモして、学校で先生に質問するようにしたりしていました。
そうすることで、語学学校に在学している時間を有効的に過ごすことができました。
とにかく英単語とイディオムを覚えることが先決
英語という語学は、単語やイディオムをどれだけ知っているかどうかだけで理解度がかなり違います。
上記で英文法が英語の基礎といいました。確かに文法が大切な事に変わりはありません。
しかし、極端な話をすれば、どんなに間違った文法を使っていても、仮に発音がネイティブのように格好よくなくても、単語さえ知っていれば、会話についていけます。
そのため、電車に乗っている隙間時間などを利用して、少しずつでもいいので、コツコツと単語を暗記することを習慣づけるようにしていました。
そして実際会話をしていると、ほぼ常にと言っても過言ではないほど頻繁にイディオムが出てきます。
初めはそのイディオムの意味が分からず会話をしていても困ることがよくありました。
イディオムは話し言葉の際によく使われるので、教科書に載っていない表現なうえに、地域によってもいい回しが違ったり、流行語のように、時代によっても変わります。
本来の単語の意味とは全く違った意味で使うこともあるため、覚えることは難しいですが、知っていないと勘違いをしてしまったり、全く違う意味としてとらえてしまう可能性もあるので、現地で生活するうえで基本的なイディオムを知っておくことは必須です。
自分なりの英語の勉強法を見つけて楽しんで学ぶ
イディオムや単語を覚えることの大切さを書きましたが、イディオムも単語も数えきれないほど多くあるため、一気に覚えるのは相当な努力が必要です。
仮にたくさんの単語やイディオムをランダムに覚えたとしても、ただ覚えるだけで日常生活に関係のない単語や日々の会話の中で使わない表現だとすぐに忘れてしまいます。
そこで私がやっていた勉強法は、日常生活の中でよく耳にする単語やイディオムから覚えていくということ。
なぜならそのような身近なシチュエーションで使われている単語や表現ならば、覚えたあとにすぐ使うことができるからです。
そして、自分のなかで覚えたものが定着するまで、最初は意識しながらわざと何回も使うようにします。
そうして何度も繰り返して使っているうちに自然と自分のものとして身についていきます。
新しく覚えた単語や表現を使いたいと思ったときに、すぐに実践できるのは現地で留学している人ならではの特権なので、その特権をうまく利用して、お店に行ったときや友人と話すときにはいいチャンスだと思って積極的に使うようにしていました。
この勉強法を日々続けたことで、覚えた単語やイディオムが実際に会話の中でふと使われたときに、会話の流れや内容が分かった瞬間にはなんともいえない嬉しさや快感、達成感を同時に味わうことができました。
そうした小さな喜びや感情を日々繰り返して体験し続けることで、英語を学ぶことが「楽しい」と感じられ、留学期間中の自分自身のモチベーションを保ち続けることができました。
カナダ留学体験談、現地で自分に課した自己ルールまとめ
私は人と会話をすることが好きなため、この方法が自分に合っていると思えた勉強法です。
他にも映画や音楽、読書などその人その人にあった勉強法というのはたくさんあると思いますが、共通して重要なことは自分が楽しんで続けられる勉強法を見つけることだと思います。