先日、オーストラリアのホテル名門スクールである、ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・スクールの在校生にインタビューを行いました。

こちらの生徒様は2021年7月から半年間、日本国内の有名外資系ホテルにて有給インターンシップをご経験されています。

今後ホスピタリティー業界に進みたい方、そしてブルーマウンテンズへの進学をご検討の方は、ぜひご参考になさってください。

ブルーマウンテンズとは?

BMIHMS

ブルーマウンテンズは、アジア&オーストラリア地区でNo1(世界ランク7位)に選ばれた名門ホテルスクールです。

ホスピタリティ業界との繋がりが強く、就職率は昨年度95%(進学・その他5%)また卒業生の70%が5年以内に管理職に昇格と高い実績があります。

なお、キャンパスはシドニー中心部から南へバスで約20分、ウォータールーという地域にあります。グリーンスクエア駅から徒歩数分のロケーションです。

また、学士号コースは2年半の在学中の間、2回の有給インターンシップ(半年×2回)が授業に組み込まれているのが特徴です。

対象大学生または大学院生
学力高校卒業以上
英語力IELTS6.0以上
入学時期年4回(1月、4月、7月、10月)
授業料
(1学期あたり)
※2022年8月現在
  • AUS$16,275~(学士号)
  • AUS$8,495~(修士号)

リッツカールトンとは?

フォーシーズンズ・ホテルズ(Four Seasons Hotels)は、世界各国に展開している国際的なホテルチェーンです。

現在世界36カ国100以上のホテルを、「中規模でラグジュアリーなホテル」というポリシーをもとに運営しています。

なお、日本では「ザ・リッツ・カールトン大阪 」を皮切りに、東京・京都・沖縄・日光・ニセコにホテルがあり、2023年以降に福岡でも開業予定です。

学士号コース1年生時(1回目)の有給ホテルインターンシップについて

それでは有給ホテルインターンシップの体験談をご紹介いたします。

インターンシップを見つけるまで

2020年7月にブルーマウンテンズに入学してから、昨年7月にリッツカールトン沖縄で半年間インターンシップを行いました。

もしもオーストラリアでインターンシップをする場合には、大学側からのキャリアコネクトというサポートで、大学が持っているコネクションを活用して応募が可能なのですが、私の場合はコロナ禍の影響で日本からオンライン授業を受けており、まだオーストラリアへ渡航できない状況だったので、1回目の有給インターンシップも日本国内で探し始めることになりました。

なお、日本国内の場合は自分で探さないといけなかったので、私はLinked inを活用し、日本語と英語の履歴書を書いてアップロードしてスカウトいただきました。

初めてのインターンシップだったので開始3か月前から動き始めましたが、感覚としては就活ほどのインタビュー量はないので開始2か月前あたりから探し始める感じでまったく問題なさそうでした。

3社ほど受けた中、どの会社もインタビューは1~2回でした。ホテルには料飲部と宿泊部があるのですが、私は宿泊部に興味があったのでインタビューでもそのように伝えていたところ、無事に宿泊部に配属されました。

インターンシップ開始!良かった点

最初の3か月間はゲストサービスにて、受付でお客様のサービスをしたり、車の出し入れをしたり、ホテルの顔になる部分で働きました。最後の3か月間は料飲部にも関わりがある、クラブラウンジで働きました。

宿泊部はお金に絡んでくるところもあるので日本人スタッフが多かったのですが、逆に料飲部のほうはシェフやワイナリーなど外国人スタッフの方が数名いました。

インターンシップを通じて楽しかったこととしては、ホテルの中でのつながりを感じることができたことです。

ゲストサービスはコンセルジュ的な部分があるのですが、デリバリーサービスでお客様に頼まれたものを届けたり、クラブラウンジではお客様が結婚記念日とわかるとデザートプレートを準備したり、シェフの方に頼んでちょっと特別な料理を準備ししていただいたり、そういった事ができるつながりを感じられたので、私の中でやっぱりホテルが好きだなと思えることができました。

逆に大変な点…

大変だったこととしては、ホテルにはやはり繁忙期とそこまで大変ではない時期があるのですが、シフトがタイトになることがあることです。

沖縄という土地柄7~9月まで忙しかったり、ゴルフ場が近かったのでそんなに寒く無くてもゴルフができる11月が忙しくなったりして、結局900時間くらい私は働きました。

自分が望んだことではあったのですが残業があったり、シフトは8:00amから18:00pmや、14:00pm~23:00pmまで入ったりして、シフトに関しては他の会社勤務とは違うところがあると思います。

なお、リッツカールトン特有のラテラルサービス(部署間を超えた助け合い)があるのですが、料飲部はある一定の時間がすごく忙しくなったり、宿泊部はチェックイン・チェックアウトがある14:00~15:00が忙しくなったりし、ゲストサービスでしかできない仕事が増えてくるとそこにヘルプに行ったりしていたので、よく休憩の時間がずれたり30分だけになったりしました。

そこはリッツカールトンならではの大変さであり、楽しさでもあると感じました。

これから進学を考えている皆さんへのメッセージ

学校としてはやっぱり日本の大学とは違って2~3か月間の長期休暇などははないのですが、ただそれ以上に価値のあるものを学べているし、インターンシップというアウトプットの時間をしっかり設けてくれていることがこのブルーマウンテンズの強みだと思います。

正直、日本の大学と比べると大変だと思いますが、その大変さこそに「価値がある」と私は感じています。

また、インターンシップ自体にもすごく柔軟性があるので、私の場合は宿泊部に興味がありましたが、マーケティングに興味がある人はマーケティングの部署でインターンをしたり、カフェなどに興味がある人は飲料部でインターンをしたりできます。

質の高い学校の授業と、自分のやりたいことを考えながらアウトプットできるインターンシップができるのがいいと思います。

なお、インターンシップを探しているときに思ったのですが、大学の「名前」って大事だなと。ブルーマウンテンズはネームバリューがあるので、今は別にインターンを探していないのですが、月に1~2件継続的にLinked inで声がかかります。

そのため、もしもインターンシップを探すのが大変そうと思っている学生さんがいたとしたら、自信をもってこの学校名と自分の経験を信じて、インターンをみつけてください。

ブルーマウンテンズ主催のキャリアフェア/卒業生紹介動画はこちら



ブルーマウンテンズへの進学に関するご相談はiae留学ネットまで

いかがでしたでしょうか?

今まだ在学中の先輩の生の声は本当に参考になりますね。

なお、iae留学ネットは日本唯一のブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネージメント・スクールの公式代理店になっています。

ご進学のご相談やお手続きまで全て無料で承っておりますので、ご興味がおありの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。