海外留学してみたいけれど費用が心配という悩みをお持ちの方は多いと思いますが、オーストラリア留学は2022年2月以降、学生ビザでのアルバイトの上限時間が撤廃されたため、無制限でアルバイトができるのが最大の魅力!!
さらに、オーストラリアは世界一最低賃金の高い国であり、現在は1時間あたり時給21.38ドル(約2,000円)となっています。※2022年7月時点
それでは、実際どれくらい留学中に稼ぐことができるのでしょうか?
今回は、オーストラリア・シドニーで語学留学する場合のバイト事情をお届けします。
シドニーの最新アルバイト求人状況はどんな感か?
オーストラリア最大都市のシドニーは、他都市の求人数と比べても圧倒的に多く、留学生(学生ビザ所有者)向けのアルバイトは通年を通してあります。
今回、オーストラリア留学中の日本人留学生がよく利用している「jamstv」、「日豪プレス」のウェブサイトより、2022年11月10日~11月17日までの1週間の求人件数をカウントしてみました。
【求人数】
jamstv | 日豪プレス | |
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シドニー | 374件 | 75件 |
ブリスベン | 13件 | 28件 |
メルボルン | 14件 | 28件 |
パース | 9件 | 7件 |
アデレード | 13件 | 2件 |
ネット情報だけでの比較は難しいところですが、日本人留学生がよく利用しているサイトのシドニー求人数は圧倒的です!!
なお、アルバイトの探し方は、インターネットリサーチの他、飛び込みでの履歴書配り、掲示板の確認、お友達からの紹介といった方法もあります。
実際にはどんな仕事があるのか?
東京で生活していると、最近海外からの留学生がコンビニエンスストアやファーストフードのお店でアルバイトをしているのをよく見かけます。
この状況は、海外の主要都市でもよく見られる日常の光景です。
実際にシドニーでは、日本食レストラン、カフェ、ローカルレストラン、コンビニ、オフィスワーク、パブ&バー、クリーナー、運送業、酒屋店員、派遣販売員、コールセンターなど様々な職種の求人があり、英語力によって、就くことができる職種や仕事内容が変わってきます。
なお、美容師、保育士、英語教員、看護師、歯科助手などのお仕事も求人サイトでみかけますので、日本での職務経験や英語力を生かしてお仕事に就けるチャンスもあります。
実際にいくらくらい稼げるのか?
オーストラリア政府の発表では、2022年7月1日以降の最低賃金はフルタイムやパートタイム契約の場合、1時間あたり21.38ドル(2,000円程) へ変更となりました。
最低賃金で2000円、びっくりですね!かつ、職種によっては土曜や日曜日はダブルペイという制度があり、時給が1.5倍、2倍になることもあるため、日本よりも高い時給で働くことが出来ます。
注意点として、これらは地元のオーストラリア人が経営している企業・お店のため、高い英語力が求められます。ローカル企業やローカルと一緒に働きたい方は、日本出発前から英語力アップが必須であることをお忘れなく!
なお、お給料は職種によっても変わりますが、以下大体の平均時給です。(※2022年11月現在)
日本食レストラン | AU$21.38~ |
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ツアーガイド・お土産屋 | AU$21.38~ |
日本食工場 | AU$21.38~ |
ローカルのカフェ | AU$24~26 |
深夜営業のレストランやパブ | AU$30~32 |
ホテル受け付け | AU$24 |
語学学校受け付け | AU$21.38~ |
※日本人経営、アジア人経営の場合は、以下の様に母国の時給にあわせて設定されているお店も少なくありません。
日本食レストラン | AU$10~18 |
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キッチンハンド/ウェイトレス | AU$15~25 |
見習いシェフ | AU$11~18 |
ローカルショップ | AU$15~20 |
お土産屋 | AU$8~16 |
日本人経営のお店になると時給が低くなる傾向がありますが、日本語で面接を受けたりできるメリットもありますので、初めてシドニーでアルバイト探しをする方には安心です。
また、海外生活が長くなると、時に日本食が恋しくなることも多々あり。そういった場合、日本食のまかない目当て(食費を浮かせるため)にアルバイトに入っている留学生もいます。かしこいやりくりの方法ですね。
1か月間のお給料の目安は?
月1度の給料日がある日本とは異なり、基本的にオーストラリアではお給料は週払い・2週払い制です。
毎週木曜日がお給料日であることが多いので、週末の夜は外食をしたり飲みに行ったりしてパーッと使い切ってしまうオーストラリア人もちらほら。日本人とは国民性が異なると感じる瞬間でもあります。
なお、海外留学生(学生ビザ所有者)の場合、2週間で40時間まで労働可能となっておりますが、ライフスタイルによってもお給料はさまざま。
今回、最低賃金時給$21.38のローカルのお仕事で、週20時間程度アルバイトをされた場合のケースを算出してみました。
最低賃金時給$21.38で週20時間働いた場合の例(※2022年11月現在) | |
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2週間 | AU$855.2/(約80,000円) |
4週間 | AU$1,710.4/(約160,000円) |
大学や学校がお休みの週末にかけてアルバイトを頑張ることができれば、現地での生活費(家賃代・食費)やお小遣いなどはご自身の力でやりくりが可能です
シドニーでオフィスワークや有給インターンシップはできるのか?
無料留学相談にてよくいただくご質問ですが、結論、「英語力と職歴、求人掲載のタイミングによっては可能」です。
日系の貿易事務、学校の受け付け・マーケティング・事務などは、留学生でも雇用している旨、求人広告を出していたりします。
なお、有給インターンの多くは専門エージェントに紹介料を支払ったうえで紹介してもらうケースも多くあります。
オーストラリア進学、留学に関するご相談はiae留学ネットまで
いかがでしたでしょうか?
シドニーはオーストラリア最大都市なので、さすがに留学中のアルバイト求人数も圧倒的に多いですね。
海外留学を考えていく中で予算のやりくりはもちろんですが、学んできた英語がどれだけ海外で通用するのか、自分の力を試してみるためにも留学中のアルバイトはお薦めです。
また、実際に働いてみることによって、海外でお金を稼ぐことの大変さを痛感できますし、何よりも日本人以外の国籍の方の仕事の考え方ややり方を垣間見ることができ、自分自身の人としての成長や価値観の広がりにもつながります。
なお、iae留学ネットではシドニーでの大学・大学院進学、語学留学に関するご相談から出願のお手続きまでを、無料でご案内させていただいております。
また、iaeシドニーオフィスには日本人カウンセラーが勤務しておりますので、現地到着後のサポートも万全です。ご興味がおありの方はぜひお気軽にご相談ください!