将来のキャリアアップのためにビジネス関連の勉強をしたいという社会人の方や、自身の学歴に箔をつけるためにワンランク上の大学へ大学院進学をしたい、という大学4年生の方からの相談が増えてまいりました。
そこでオーストラリアで大学院進学を考える、魅力的な理由が2つあります。
1つめは、日本の大学で勉強した学部と異なる学部でも、大学院進学が可能であること。
2つめは、オーストラリアの大学院卒業後に付与されるPost Study Work Visa(卒業生ビザ)の存在。
2023年7月1日にビザ期間延長が発表され、勉強した関連分野の業界で5~6年間の就労が可能となりました!そのため、卒業後そのままオーストラリアに残り、海外での就労経験を積みたいというキャリア志向の方に大変お薦めです。
今回は、オーストラリアの中でも大学院進学に人気のある、おすすめ大学5校を紹介させていただきます。
お薦め大学1:オーストラリア有数の大学院重点化大学、マッコーリー大学
マッコーリー大学は、オーストラリアのシドニーにある公立大学です。
こちらの大学は、オーストラリアの「シリコンバレー」とも呼ばれるマッコーリー・リサーチパーク隣接しており、学生数は30,000人以上、うち大学院生が10,000人程在籍するオーストラリア有数の大学院を重点化した大学となっています。
特にMBAプログラムは、Financial Times の世界MBAランキングで63位、オーストラリア国内としてもトップレベル!
1年間で修士号が取得できるコースが40以上あるため、忙しいビジネスパーソンや、短期間でレベルアップを図りたいキャリア志向の方にお薦め。
通常、オーストラリアの大学院は2年間のため、通学期間が半分になる=生活費も半分になり、大変経済的です。
なお、マッコーリー大学はオーストラリア大学史上初、女性の学長を輩出した大学としても知られており、常に先駆的な教育を追求している大学でもあります。
言語学・聴覚学は世界的にもトップレベルであり、TESOL(英語教授法)、翻訳・通訳などの専攻にも強い大学で、オーストラリア人にとって最も親しみのある辞書「マッコーリー辞書」は、本大学から出版されています。
マッコーリー大学の様子を動画で見てみる
お薦め大学2:修士号が1年で取得可能、ボンド大学
ボンド大学はオーストラリアでは珍しい私立大学であり、オーストラリアでも屈指の超少人数制の授業&学生満足度No.1の大学です。
The Times Education RankingではBest Small University ランキングで世界トップ20に選ばれています。
大学設立背景もユニークで、1980年代エリートビジネスマンが「もしオーストラリア政府から独立して大学運営が出来れば、もっと学生主体の大学が作れるのではないか」と考え、設立されたのがこちらのボンド大学。
「少人数で学生1人1人へ行き届く手厚いサポートと質の高い授業を提供すること」
上記がモットーである同大学は、他の総合大学が学生数3〜5万人対し、生徒数 わずか4,000人!
教師対学生の割合が1:10とオーストラリアで最も少人数のクラス構成となっており、きめ細やかな指導を受けることができます。
なお、3学期制(Trimester)を最初に導入したのもボンド大学。
無駄な時間を省いて、最短で学位を取得することができるため、忙しいビジネスパーソンのために1年間で習得できるビジネス系の修士号コースが多数あることも魅力の1つです。
ビジネス系修士号コース例
- Master of Management
- Master of Business Administration
- Master of Communication
- Master of Criminology
その他1年4か月で取得できる修士号コースもあります。
- Master of Business
- Master of Accounting
- Master of Business Data Analytics
- Master of Finance
ボンド大学の様子を動画で見てみる
お薦め大学3:世界TOP企業との産学協同プロジェクトが盛んな、シドニー工科大学
University of Technology Sydney(シドニー工科大学/UTS)は、1988年にシドニー中心地に創立された工科大学です。最新の2024年QS世界大学ランキングでは90位と急成長中の注目株。
創立50年以内の2021年QS世界大学ランキングはで世界11位にラインクインしており、約210の修士コースがあります。
メインキャンパスはシドニーの中心地、セントラル駅から徒歩5分。
シドニーでは唯一のシティー型キャンパスのため、大学近くの企業から現役社員が教壇に立っていたり、有名企業からゲストスピーカーを招いて講演を積極的に行っていたり、企業と学生との結びつけるMeet Upも校内で盛んに行われています。
加えて、シドニー工科大学では、Google、IKEA、Westfield、リーデルといった世界ブランドとの産学協同プロジェクトも盛んで、大学卒業後に即戦力として使えるスキルの習得と学習が合わせてできるカリキュラムが最大の特徴。
特にAppleの共同創業者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏が非常勤教授して教壇に立っており、現在、ロボット工学や人工知能を研究する学生を指導しています。
このような学習環境であるため、将来海外で自分の力を試してみたい方、外資系企業でバリバリ働きたい方、今後のキャリアアップのためにしっかり実力をつけたい方など、特に現役社会人の方、大学4年生の方にお薦めです。
シドニー工科大学の様子を動画で見てみる
お薦め大学4:グループオブエイトの代表格、ニューサウスウェールズ大学
ニューサウスウェールズ大学は優れた教育実績と研究成果により、アジア太平洋地域における最良の大学の1つとされ、オーストラリア国内においてもオーストラリア国立大学やメルボルン大学と並び常にトップに位置づけられている名門大学です。
最新の2024年QS世界大学ランキングでは19位、オーストラリア国内2位という輝かしい実績。
日本だと京都大学のランキングに匹敵します。
なお、現在は50,000人を超える学生が在籍しており、そのうち10,000人以上が国外出身の学生であるため、オーストラリアにおいて最も国際色の豊かな大学の1つとなっています。
大学の授業内容は、他大学と比較すると、学生の長所、関心、キャリア上の展望などを考慮し、ビジネスにおける基盤作りとキャリア上の目標を達成するための、最良のサポートを大学が提供できるよう設計されています。
また、同じ志を持つ仲間とのつながりや貴重な人脈の形成、授業で学んだ知識やスキルを応用させる機会も大切に考えられています。
ニューサウスウェールズ大学の様子を動画で見てみる
お薦め大学5:オーストラリア国内5本の指に入る名門校、クイーンズランド大学
最新の2024年QS世界大学ランキングでは43位、オーストラリア国内6位にランクインしており、オーストラリア国内でもトップクラスの生徒が全土から集まることで知られています。
学生数はおよそ52,000人、そのうち約140カ国からおよそ15,400人の留学生が在籍しています。
なお、クイーンズランド大学ではビジネス、工学、サイエンス、教育学、健康医療、農学、環境学、建築学、社会学など、幅広い分野から学部・専攻を選ぶことができ、特に同大学のホスピタリティー・ツーリズムコースは、全豪唯一のUNWTO(国連世界観光機関)認可コースとなっています。
また、大学院(修士博士課程)のリサーチ分野における最先端の研究と開発が、国内外から非常に高い評価を受けており、ノーベル賞受賞者も輩出しています。
クイーンズランド大学
オーストラリア大学院進学に関するご相談はiae留学ネットまで
オーストラリアの大学は政府が教育の質を管理しているために、世界ランキングをみても大変優秀でクオリティーが高い教育を提供しています。
特に日々忙しく働いているビジネスマンの方にとって、短期間で実践的、かつ即効性のあるスキルを身に付けることができることや、最短1年間で修士号の学位を取得できることは何よりも大きな魅力です。
なお、iae留学ネットではオーストラリアの大学院進学に関するご相談から出願のお手続きまでを、無料でご案内させていただいております。
今後のキャリアアップやキャリアチェンジのためにオーストラリア・大学院進学をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。