みなさん、こんにちは!iae留学ネット、オーストラリア留学担当です。

この度、2019年1月末にシドニーでのワーキングホリデーからご帰国されたばかりのAさんから体験談が届きました!

なお、ご渡航前のみなさんからご質問をいただくことが多い「ルームシェア生活」「学校生活」「アルバイトについて」について詳しく教えていただきましたので、これからワーキングホリデーをご計画中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

オーストラリア留学、私のワーキングホリデー体験2019’

オーストラリア・ワーキングホリデー留学その1.シドニーのシェアハウス生活について

シドニーのシェアハウス①

まずはシェアハウスを探すにあたって、私は1.日本人がいない、2.比較的綺麗 という条件で、現地のウェブサイトでシェアハウスを探しました。

どんなにシドニーの中心部であっても探せば安い宿はいくらでもあります。

私の場合は、オーナーに連絡を取り、3件ほど下見に行き、自分の条件に合った家に決めました。

週135ドルで、トイレが一つしかない一軒家に10人で住んでいました。全員スケジュールが違うので意外と問題はなかったです。

イタリア、ネパール、フィリピン、オランダ、台湾、チリ、イギリス、トルコ、とにかく多国籍でした。一緒にご飯を作ったり、遊びに行ったり、夜遅くまで話したりして本当に仲良くなりました。

家に帰ると必ず誰かがいて、その日あったことをお互いに話すのが日課でした。異文化や新しい価値観に触れられることが何よりも面白かったです。

また、シェアハウスに住んだことは英語力の向上に繋がりました。7ヶ月間一緒に住んだので距離感が近く、本当に家族のような存在でした。

シドニーのシェアハウス②

オーストラリア・ワーキングホリデー留学その2.参加した語学学校、ELCについて

語学学校ELC①

タウンホールから徒歩10秒くらいのところにあるELCに行きました。ブラジル人とヨーロッパ人が多い印象でした。最初のテストでupper intermediate(上から2つ目)のクラスになりました。

ヨーロッパ人がほとんどでしたが彼らの授業への態度が悪く、あまりモチベーションが保てなかったので、自ら先生にクラスを変えたい、advanced(一番上)のクラスに入りたい、などと申し出ました。

クラスで積極的に発言することで最終的にadvancedで卒業出来ました。

また、分からない表現や友達が使った良い表現などがあれば全てノートに書いて、使うところまで実践し、使えたらチェックをつけていました。これは滞在した8ヶ月間続けました。

語学学校で出来た友達とはずっと仲が良かったです。同じビザの人とは特に深い繋がりができると思います。

語学学校ELC②

オーストラリア・ワーキングホリデー留学その3.シドニーでのアルバイトについて

シドニーでのアルバイト

私の仕事は、1.ホテルでの掃除 2.ハンバーガー屋のウェイトレス 3.フードフェス(3週間のみ) 4.バー でした。探し方としては、履歴書を直接レストランに配る、またはウェブで応募です。一番は友人に紹介して貰うことです。

仕事探しに1ヶ月半かかりました。

ウェブで60件以上申し込むも返信は3.4通。レストランに20~30件ほど履歴書を配るも返信はゼロ。とにかく大変でした。

色んな国の人に"必要ない"と言われている気分で本当に尋常じゃないくらい凹みます。面接しようと言われてもオーストラリアでの経験を聞かれ、ないと言うとなかなか雇ってもらえません。

それでも出来る!という意思を伝えられれば雇ってもらえることもあります。面接後の"また連絡する"は、連絡は来ないに等しいと考えて良いと思います。

本当に必要だったら、マネージャーとその場で次に来る日を調整します。

とある面接で、見るからに雇ってくれなそうだったので、せめてアドバイスをくれと頼みました。すると、自信がなさそう、とキッパリ言われました。悔しかったです。

そこで、とりあえず経験があれば自信を持てると思った私はルームメイトに何でもいいから仕事を紹介してほしいと頼みました。それがホテルの清掃でした。

地獄としか言いようがなかったです。体力仕事な上に、自分以外全員ネパール人、ひたすらに厳しいスーパーバイザー。9時から17時まで休憩なしで、何度か気絶しかけたのですぐやめました。

しかし、これにより"オーストラリアでの経験"が出来た私はハンバーガー屋での仕事を得ることができました。そして、その数ヶ月後にはフードフェスのバイトに受かりました。時給は27ドルでした。

忙しい中、キッチンからレジまでローテーションで働くので、チーム感があったのと、飽きなかったです。ハンバーガー屋での仕事に慣れ始めた頃、新しいことがしたくなりました。そこでハンバーガー屋と同じ系列のバーで働き始めました。

バーでの仕事は高い英語力が必須でした。お客さんがほぼ全員ローカルで、ワインや日本酒の種類、メニューの知識(普通の漬物と糠漬けの違いなど)を理解した上で分かるように説明するのは非常に難しかったです。

しかし、自分の英語で説明して相手が理解してくれた時の嬉しさは大きかったです。

苦しいこともたくさんありましたが、自分で諦めずに挑戦し続けて良かったと思います。

オーストラリア・ワーキングホリデー留学2019’シドニーまとめ

いかがでしたか?特にオーストラリアでのアルバイト探しの経験や、実際の英語環境でのお仕事経験はAさんの今後の日本での新卒向け就職活動でも、自分の言葉で語ることができる大きなアドバンテージになるはずです。

海外生活は楽しいことだけではなく、挫折や大変さを感じることも多くありますが、その経験が人として、ひとまわりもふたまわりも成長させてくれること間違いありません。

そして何よりも、海外生活中に出会えたさまざまな国籍の仲間とのつながりはプライスレスです。こういった日本ではなかなかできない経験を、あなたもチャレンジしてみませんか?

もしも、ワーキングホリデーを考えているけれど、なかなか一歩を踏み出せない、どうしようかと悩んでいらっしゃる読者の方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談ください。