移民の国であるオーストラリアは、多文化的な社会や美しい自然、そして高い教育水準で留学生にとって非常に人気な国です。
初めての海外生活に不安もあるかもしれませんが、ここでの生活を最大限楽しむためのポイントをいくつかご紹介します!
オーストラリアについて知ろう
まずは、オーストラリアの文化や気候など、基本情報をご紹介いたします。
多文化・多国籍
オーストラリアは多文化国家で、世界中からの移民が共に暮らしています。そのため、多様な文化に触れる機会が豊富です。語学学校や大学、TAFEなどでは多国籍な環境の中で学ぶことができ、単に勉強するだけでなく様々な国の文化も同時に学ぶことができます
また、レストランも洋食だけでなく、アジア料理なども多くあり、各国の料理を本場の味で楽しむことができますよ。
人がら、性格
オーストラリアにはフレンドリーで親日家が多くいます。またリラックスした性格で、「フェアゴー(Fair Go)」という平等精神を大切にしています。
現地の学校では日本語が必修科目になっていることもあり、日本や日本人へ馴染みがある方が多いようです。町を歩いているときにすれ違ったら声をかけてみたり、最初は自己紹介や挨拶から始め、徐々に関係を築いていきましょう。
ヒント
スラング(例: “G'day” = こんにちは)を覚えると、地元の人々と距離が縮まるかもしれません!
気候
オーストラリアといえば、海!暖かい!とイメージされる方が多いのではないでしょうか?ご想像の通り、1年を通して日本よりも暖かく過ごしやすい日がたくさんあります。
基本的には冬でも暖かいオーストラリアですが、やはり朝晩は冷え込みます。パーカーや上着で体温調節ができるように準備しましょう。また、オーストラリア南部の冬は寒いです。コートを持っていくのも良いですね。
時差
日本との時差は1時間なので日本にいるご家族やご友人との連絡も簡単に取ることができます。また、日本にはない「サマータイム」を取り入れている国の為、毎年10月~4月頃までは日本との時差が2時間になることを覚えておいてください。
さて、日本との時差は1~2時間でしたが、国内でも時差があることをご存じでしょうか?シドニーやゴールドコーストなどの東海岸と、パースなど西海岸では2時間の時差があります!時差ひとつとっても日本とは違っていて面白いですね。
生活費を知ろう
主要都市(シドニー、メルボルン、ブリスベンなど)は生活費が高めです。平均的な月の生活費は以下を目安にするとよいでしょう。
家(シェアハウス) | AU$ 200〜500/週 |
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食費(自炊) | AU$ 80〜150/週 |
交通費 | AU$ 80〜150/月 |
通信費 | AU$ 20〜50/月 |
合計 | AU$1,220~(12万円前後) ※2024年12月時点 ※滞在都市や学生様の生活スタイルにより異なります |
節約のコツ
地元のマーケットで食材を買う、公共交通機関のオフピーク割引を利用するなどで費用を抑えられます。飲食店でアルバイトをすると賄いがもらえるかも…!
シェアハウスを選ぶときはフリーWi-Fiがあるか、別料金がかかるのかも確認しましょう。ランドリーが有料か無料かも確認しておくと良いでしょう。
移動手段を知ろう
オーストラリアの公共交通機関は都市によって異なりますが、トラム、バス、電車が主流です。学生割引(コンセッションカード)が使えるので、忘れずに申請しましょう。
- Opalカード(シドニー)やMykiカード(メルボルン)などの交通カードが便利
- メルボルンの中心地はトラムが無料
- クイーンズランド州は1回の乗車が一律50セント!(※2024年12月時点)
- 自転車での移動もおすすめ。都市部にはサイクリングロードが整備されています
アルバイトの探し方を知ろう
留学生は学生ビザで2週間に48時間までアルバイトが可能です。
先輩方が働いている職種には以下のようなものがあります:
- カフェやレストランのホールスタッフ
- ホテルのレセプションや客室係
- ショップの販売員
- ベビーシッターや家庭教師
ヒント
アルバイト探しには日豪プレスやJams.TV、Gumtreeといった生活情報サイトを活用できます。また、履歴書は簡潔でわかりやすいものを英語で用意してください。お友達からの紹介もあるかもしれません。語学学校のワークショップや大学のキャリアサポートセンターも有意義に使い常にアンテナを張っておきましょう!
日常生活のコツを知ろう
オーストラリアで快適に過ごすためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
安全対策
基本的に治安は良いですが、夜間の移動や貴重品の管理には注意してください。シェアハウスを探す際の下見は、念のためお友達と行くことをおすすめします。また、日本領事館から届くメールは常にチェックするようにしましょう。
保険
学生ビザの方は、留学生保険(OSHC)への加入が必須です。
そのほか、学生ビザの方もそれ以外のビザの方も、海外旅行保険にはしっかり加入しましょう!現地で急な体調不良やケガ、所持品や滞在先の物品の紛失や破損などをカバーできるものを選ぶことが大切です。
弊社スタッフの体験談として、ひとつ。現地で体調不良になり救急車に乗った際の請求金額がなんどAU$300。海外旅行保険に加入していたので全額返金されたようです!
体調不良時
具合が悪いときはまず「GP」と呼ばれる総合病院に行きます。かかりつけ医のような、保健室の先生のようなお医者様です。体調不良全般を対応し、必要に応じて専門医への紹介状を書いてくれます。
英語で症状を伝えるのが難しい方は日本語対応のGPか、または日本語通訳(有料)が付けられるかも調べておきましょう!上記の保険を選ぶときも「日本語通訳費用」がカバーされるかも大切なポイントですね。
友達・ネットワーク作り
学校のイベントやサークル、留学生向けのコミュニティに参加し、友達を作ると生活がより楽しくなります。
語学学校では放課後のBBQや文化体験、ティーパーティーなどアクティビティがたくさんあります。また、大学にはスポーツや文化系の学生サークルがたくさん。自分に合うサークルを見つけてみましょう。
仲良くなった人たちは滞在中はもちろん、帰国後もきっと連絡を取り合えるはずです!
オーストラリアの生活に興味を持っていただけましたでしょうか?
知らない国での留学生活は不安もあるかと思いますが、新しい経験や成長のチャンスに満ちています。
計画的に生活し、積極的に新しいことに挑戦すれば、きっと素晴らしい思い出が作れるはずです!
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