先日、オーストラリアのホテル名門スクールである、ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネージメント・スクールの座談会を開催致しました。
その際、現役の修士号コース在籍中の生徒様から沢山の体験談や生情報を頂きましたので、今後ホスピタリティー業界に進みたい皆様はぜひ参考にしてみてくださいね。
ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネージメント・スクールとは?
ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネージメント・スクールは、アジア&オーストラリア地区でNo1(世界ランク7位)に選ばれた名門ホテルスクールです。
ホスピタリティ業界との繋がりが強く、就職率は昨年度95%(進学・その他5%)また卒業生の70%が5年以内に管理職に昇格、と高い実績があります。
なお、キャンパスはシドニー中心部から南へバスで約20分、ウォータールーという地域にあります。グリーンスクエア駅から徒歩数分のロケーションです。
対象 | 大学生または大学院生 |
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学力条件 | 高校卒業以上 |
英語力条件 | IELTS6.0以上 |
入学時期 | 年4回(1月、4月、7月、10月) |
授業料 ※2021年2月現在 |
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シドニーキャンパスでの大学院生活について
僕は2019年春に日本の大学を卒業後、4月にブルーマウンテンズ・インターナショナルスクールへ入学しました。
大学院1年生の時は、平日週5日は9:00~16:00くらいまでキャンパスで授業を行い、本当に毎日忙しい日々を過ごしていました。基本的には大学が終わったあと、ジムで筋トレをし、帰宅後に課題をやるような毎日で、週末土日はアルバイトをしていました。
週5の授業のうち、週1回は大学のカリキュラムの一環で夕方~夜にかけ、シドニー中心部に位置するWilliam Blue Diningでインターン研修がありました。
このインターンシップ先は大学の提携校が運営をしているレストランで、学生は実際のお客様に向けてお食事のサービスからレジ対応まで、業務全般を行います。
特に、このレストラン自体が世界最大手のマリオットホテル系列の端末を採用しているので、実際にその端末を利用して業務の対応が出来たので、すごく良かったと個人的に思います。
クラスの様子やクラスメイトの国籍について
入学してびっくりした事の1つが、クラスメートの中で日本人が自分1人だけだったという事です。
自分のクラスはオーストラリア人を始め、インド、ネパール、ベトナムからの留学生が多かったです。
修士号コースの授業は、3人1組で課題をやったり、プレゼンテーションを作って発表するような科目が多いのですが、僕はプロジェクトの度にいろんな国籍の人とチームになって取り組みました。
お国柄によるパーソナリティーや得意不得意も様々。人前で話すのが得意なインド人のクラスメイトには、みんなの前に出てプレゼンテーションをしてもらったり、書類作成が上手な僕や韓国人のクラスメートはせっせと資料を作ったりと、常にそれぞれの強みを考えて役割分担をしていました。
また、自分1人の評価ではなく、いい意味でも悪い意味でもプロジェクトチーム全体で成績がつく形になるので、いっぱいクラスメイトに助けてもらいましたし、逆に足を引っ張られてしまう事もありました。
一番面白かった授業は?
僕としては、ファイナンスの授業が一番面白かったです。
ブルーマウンテンズの大学院(修士号コース)に入学してくる生徒は、すでにホテル業界での経験者も多く、ルームサービスやフード&ビバレッジの授業はすでにプロ級レベルの生徒も居て、かなわないなと思いました。
半面、僕は数字が得意なので、ファイナンスの科目では自分がリーダーとしてプロジェクトを引っ張って打ち合わせをしたり、意見をまとめたりすることに手ごたえを感じていました。
特に、授業の中にはチーム別に分かれて仮想ホテルの売上をシュミレーションするゲームがあったのですが、僕のチームが1番よい売上を作れてTOP成績だったので、この時が1番嬉しかったです。
Master in International Hotel Managementのカリキュラム | |
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Year 1 | Year 2 |
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有給インターンシップの様子について
ブルーマウンテンズでは、2年生の1学期目・2学期目に有給インターンシップの授業があるのですが、僕の場合は半年前(1年生の3学期目)から有給インターンシップの準備を始めました。
なお、生徒1人1人にサクセスコーチがついてくれて、自分が今後どんなキャリアを作っていきたいかを丁寧に聞いてくれた上で、そのイメージにピッタリなホテルや職種を紹介してくれました。
僕もサクセスコースがお薦めしてくれた外資系ホテルで実際インタビューを受け、晴れて東京のザ・リッツカールトンで有給インターンシップを行うことになりました。
中には自分で働きたいインターンシップ先を選んで、自分でコンタクトを取っている生徒もいましたが、基本的にブルーマウンテンズはオーストラリア国内外問わず外資系ホテルとの強いパイプが沢山あるので、入学後、こういったサクセスコーチに相談するだけでなく、修士号コースの生徒には頻繁にメールマガジンでインターンシップやアルバイトの求人募集情報が配信されていて、常に情報は得る事が出来ました。
また、僕の場合は大学1年生のカリキュラムが終了後、日本に帰国して有給インターンシップを経験していますが(2020年4月~2021年1月現在)、丁度新型コロナウィルスの時期と重なってしまったので、最初のうちはいろんな部署のお手伝いの作業を毎日こなしていて大変ではありました。
でも、かえって1つの部署のお仕事だけではなく、ホテル内のいろんな部署の仕事が垣間見れて大変勉強になりました。
現在はすでにインターンシップを行っているザ・リッツカールトンから内定をもらっており、卒業後は京都の店舗でファイナンス部門に配属される予定です。
今から進学を考えている皆さんへのメッセージ
現在、新型コロナウィルスの状況で、ホスピタリティー関連の進学や就職を考えている皆さんの中でも大丈夫かと心配されている方もいると思います。
当の僕も心配だったので、有給インターンシップ後の就職面接の際に、今働いているホテルの人事採用の方に「このコロナ禍でのホテル業界の就職状況について心配ですがいかがでしょうか」と質問してみました。
その際に、人事の方がおっしゃった事としては、現在、世界最大手のアメリカの某ホテルチェーンが日本で急速に新規店舗オープンに向けて動いているため、今後も日本における外資系ホテルでの求人は止まらないだろうとのことでした。
実際、僕もブルーマウンテンズのカリキュラムを必死にこなしながら、英語での授業やシドニーでのインターンシップの経験をしてきた上で思うことは、実際ブルーマウンテンズが持っている外資系ホテルのコネクション・ネットワークがあれば、まず就職できない事の方が少ないということです。
また、海外大学で1人だけ日本人というクラスの環境で揉まれてきた経験自体が、ものすごく自分自身に対しての自信につながります。この自信は何物にも代えられない財産です。
だからこそ、今、このコロナ禍で海外進学を迷っている方や、ホスピタリティー業界で働きたいけど心配という方には、目先のことだけではなく、5年後、10年後、自分やクラスメイト達が世界を舞台に、いろいろな国で活躍しているような風景を思い描きながら、ぜひ夢や目標をかなえられるように頑張ってもらえたらと思います。
ブルーマウンテンズ主催のキャリアフェア/卒業生紹介動画はこちら
ブルーマウンテンズへの進学に関するご相談はiae留学ネットまで
いかがでしたでしょうか?
今まだ在籍されている生徒様の生の声は本当に参考になりますね。説得力が違います。
なお、iae留学ネットは日本唯一のブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネージメント・スクールの公式代理店になっています。
もちろんご相談やお手続きは無料ですので、ぜひご興味がおありの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。