オーストラリア留学体験談、私はストリートパフォーマーになりました

オーストラリアでワーキングホリデーにチャレンジ！

当時27歳。英語もほとんど話せない私が向かったのは、西オーストラリア・パース。これが初めてのワーキングホリデー生活でした。

語学学校に行き、ホームステイをして、アルバイトも始めて、海外クラブデビューもして…。最初はオーストラリアで体験する全てが新鮮で刺激的でした。

でも1ヶ月もすると、その生活にも慣れて来るんですよね。私は、皆で街に出かけることにも飽きて時間を持て余すようになっていきました。

そこで生まれてきた感情がこれ。「ただの海外生活で終わらせたくないなぁ。」

好奇心旺盛なところがあり、その当時の生活に何か物足りなさを感じでいた私。私が求めていたワーホリ生活ってこれじゃないなって。

でも英語が話せないという劣等感が強く、ただモヤモヤとした時間だけが過ぎて行きました。

ストリートで見つけた現地でチャレンジしたいこと

そんなこんなでオーストラリア生活3ヶ月目突入のある日。ふと、見かけたストリートパフォーマーに心を鷲掴みされます。

ストリートパーフォーマーを見ることは、その時が初めてではないのに。「音楽がやりたい！！」、その時物凄く強い欲求に駆られました。

そこからの私と行ったら、行動のしっぱなし。とにかく音楽が出来る場所・ワークショップ・ライブイベントなどの情報を集めに集め始めました。

英語への不安がまだあったので、とりあえず日本人がいるお店やワークショップを集中的に情報収集。

行けるお店にはすぐ行って、参加出来そうなワークショップには参加と、自分の出来ることから行動に移していきました。

がむしゃらに行動し続けたら出逢えたアフリカンドラム

そんなことを続けていたある日、ある民族楽器屋さんに出逢います。

そこにはディジュリドゥ以外にも様々な民族楽器が置いてあり、色々な楽器を触らせてもらいました。

そこでついに出会ったのがアフリカンドラム・ジャンベ。日本人の店長さんが、ディジュリドゥにピンとこなかった私に何気に勧めてくれた楽器でした。

「これだ！」もうほとんど直感。2週間後にはジャンベは私の手元にありました。

当時、お金がないクセにアルバイトのお給料が入ってすぐ買っちゃったんですよね。

早く次のステップ、「音楽をやる」ってことにどうしても進みたかったんです。

アフリカンドラムは独学で始めました。でも楽器屋さんには通い続け、音楽仲間も増えて、ついにスリートパフォーマンスにチャンジするところまで発展していきます。

実際にストリートパフォーマンスにチャレンジ

ある時、音楽仲間の人に「やってみなよ、ストリートで。」と言われました。

「へっ？私が！？」正直チャレンジしてみたいとは思っていたけど、仲間たちのように人に見せられるようなスキルじゃない。そう思って誘いを断っていました。

そんな私に、売れっ子パフォーマーが言いました。「ストリートは皆の遊び場。俺たちも練習がてらやってるよ笑 遊んでおいで！」

その一言が決めてとなって、その日そのまま楽器を担いでストリートに立つと決心。

手ブルブル、心臓は口から出るかと思ったほど緊張しましたが、その夜に私はそのストリートで、当時唯一の女ドラマーになりました。

海外で音楽がやりたいと思ってからここまでの期間、なんと1ヶ月。

最初にもらったチップ2ドルと「You are so nice！！」の言葉は本当に涙が出るほど嬉しかった！

7年経った今でも、この経験は私の人生に大きく影響しています。

オーストラリアへのワーキングホリデーを検討中のあなたへ

オーストラリアでのワーキングホリデーでの1年間は本当にあっという間に過ぎて行きます。

慣れた頃には帰国、なんて仲間もたくさん見て来ました。

やってみたいと思ったこ事は、失敗や先のことを考え過ぎずとにかくチャレンジしてみて下さい。やっぱり行動することは、夢や目標を現実するために必要な最初のステップなんです。

悩んでモジモジしてるなら、まずは行動です。続けていれば必ず何かに繋がります。

私も些細なきっかけから行動し続けて、最終的に貴重な体験をするところまで行きました。

「語学を学ぶ、ホームステイをする」ははっきり言ってその国に行った時点で勝手に始まります。

それ以外に、どうか自分のチャレンジしたいことを見つけて実現して来てください、その後の人生の財産になるはずですよ！！

異国の地で最初は思う通りに進まないこともきっとあるでしょう。でも行動行動行動です（しつこい？）

皆さんのワーホリが特別なものになりますように。

Act before thinking！！！