あなたの英語、伸びていますか?
ニュージーランドでオークランド大学やオークランド工科大学への大学進学準備プログラムを提供しているACG New Zealand International Collegeのシティーキャンパス校で校長を務める、マーク・ハイネスさんのインタビュー記事が届きました!これから今英語を勉強している人や、これから留学に行く人は参考にしてみてください!
ACG校長が見る、英語上達の秘密
英語の上違に個人差はつきもの。ぐんぐん上違する人には何か共通の秘密があるはず…。いったい何が差を作るのか?
- 停滞期に「もうひと踏ん張り」できる
- プライベートでも「英語環境に身を置いている」
- 不明点を「質問すること」を恐れない
ー英籍力の伸びる人と伸びない人との違いとは何でしょう?
ー1番の違いは、英語との向き合い方です。面白いもので、言語にはやればやるほど伸びる時期の後に、必ずと言っていいほど停滞期がやってくるんですね。どれだけやっても伸びず、フラストレーションがたまる時期ですが、その後にはまた伸びる時期がやって来ます。ここであきらめずに努力を続けることができる人は、英語の伸びも早いようです。
止まったと思ったらまた上がる、オークランドの不動産市場に少し似ているかもしれませんね(笑)。
また、目的意識を持って、効果的な手段を講じている人は英語の上達も早くなります。語学学校の生徒さんを例にとると、プライベートで英語を少しでも話す環境を作っている人と、学校外で完全に英語をシャットアウトしている人では、前者方が英語力の伸びは大きいようです。ラジオを聞いたり、新聞を読んだりということもそうですが、どれだけ英語にふれる時間を作っているかというのは大きな違いですね。
英語を学ぷ人が陥りやすい問題や課題はありますか?特にIELTSなどの試験勉強に集中している人に起こりがちなのですが、試験用の英語だけに集中して、それ以外を省いてしまうという傾向があります。
確かに試験用の英話も日常生活で使えなくはないのですが、場合によってはネイティブスピーカーが首をかしげるようなものもあるんです。これは私の考えですが、言話の習得に終わりはありませんし、もっと広い視野を持って英語を学ぶべきだと思います。もちろん試験が大切なのはわかりますが、さまざまな角度から英話と触れてきた人の方が、全体的な英語力の伸びも期待できるでしょうし、結果として試験でもいい成績を残せるものです。
ーでは、英語を早くマスターするコツとは何ですか?
ー難しい質問ですね(笑)。リーディングが得意だったり、スピーキングが得意だったりと、生徒の国籍や教育環境によっても得手不得手が異なるとは思いますが、先ほども言ったように、全体的な英語力の向上を目指すことが一番の近道だと思います。そのためには良い先生を見つけるのも大事でしょうし、それは自分より英話の上手な友人でもいいでしょう。
彼らと接する中で自然と生の英語にふれることができますし、気軽に疑問点を質問することもできると思います。英語を上達させるんだと意識して英語を使うのではなく、自然と英語を学ぶことができる環境というのは、英語力の向上においてとても大切です。
ー最後に、英語学習者ヘアドバイスをお願いします。
ー英話の上達には、間違いを恐れず、分からないことがあったら積極的に質問することが欠かせません。自分から意欲的に質問するという行動は、学習速度を大きくはやめてくれます。
また、最初に言ったように英話の上達速度には波があります。なので、伸び悩んだ際にあきらめないという点も心に留めておいていただきたいですね。そこでもうひと踏ん張りすれば、もう一度必ず伸びる期間がやってきますので。
ACG New Zealand International Collegeとは?
幼稚園、高等学校、語学学校、大学進学準備コースまで幅広い教育を提供するニュージーランドに28の学校を持つ同国最大の教育機関。その高い教育水準には定評があり、ニュージーランド最大の都市オークランドにあるオークランド大学およびオークランド工科大学への進学準備コースも提供しています。
また、専門学校を数多く運営しており、シェフやホスピタリティーコースを開講しているNZMA、デザイン/マルチメディア専門学校のYoobee、観光学専門学校のNZST、ビジネス専門学校のNZCCなどがあります。
キャンパスはオークランドに限らず、ウェリントンやクライストチャーチなどにもあります。近年脚光をあび増加傾向にあるニュージーランドへの高校留学。高校生のお子さんをお持ちの親御さんはぜひ一度ニュージーランドの教育制度やACGについて調べてみる価値はあると思います。
Mark Hines (マーク・ハイネス氏/ACG New Zealand International College シティーキャンパス校校長)
オークランド大学で化学学士号を取得後、教員の道を歩む。ニュージーランドだけに留まらず海外でも教鞭をとり2001年よりACGにて科学を教える。2005年に教育学修士号を取得し、その後2010年より現職を務める。
オークランド大学で化学学士号を取得後、教員の道を歩む。ニュージーランドだけに留まらず海外でも教鞭をとり2001年よりACGにて科学を教える。2005年に教育学修士号を取得し、その後2010年より現職を務める。
Mark Hines
(マーク・ハイネス/ACG New Zealand International College シティーキャンパス校校長)